住宅 Residense
秋田Y邸(新築)
大規模な住宅であるが、表面積を最小限にして太陽の恩恵を受けるパッシブな建築形態にしている。
自然光が建物の各部屋全体に行き渡る様デザインされ、暖房は全館蓄熱式床暖。内部天井、壁は全て漆喰。
M邸(新築)
建物は平屋建てで、個室を仕切らず、全体が有機的形態をとりながら個々の空間が緩やかにつながってゆく。
自然光が建物全体をくまなく行き渡り、空気も停滞する事なく自然換気システムによりゆったりと流れる。
建物の中心部の大きな蓄熱体ペチカと寝室の土のベッドが薪によって温められ、建物全体の暖房装置として機能する。
また夏場はこの大きな蓄熱体が涼房体として働く。
S邸(新築)
都内2世帯住宅。1階住戸は温水冷水床令暖房(蓄熱体は砂利)。
建物中央の温室型階段室が光溢れる2世帯共有空間であり同時に自然暖房装置として機能する。
建物外壁は珪藻土かき落とし仕上げにより、断熱性を高めている。内部天井および壁は全て漆喰、土壁で、大きな水分キャパパシティーを有し、年中を通じて湿度環境を最適湿度に保つ。(50~60%)
都心集合住宅1、2(新築)
2はコンクリート草屋根構造、1は木造在来工法の共同住宅。
いずれも国内で初めて珪藻土を左官仕上げに使用した初めての建物。共同賃貸住宅でありながら、内部仕上げを左官仕上げとした。
人気は絶大で、入居者は途切れる事なく、居住者はその快適性とデザインに大いに満足している。(家賃は高くとも、室内環境のクオリティを求める人が入居する)
F邸(鉄筋コンクリート造マンションのリフォーム)
内部間仕切壁をほぼ全て撤去して、創造的空間にデザイン。
通風、自然光が全体に行き渡る様、有機的形態に変更。ドアはできる限り引き戸を採用し、開け放して解放的に住うことができる様工夫。
材料は天然木材と土壁、漆喰で構成され、大きな調湿機能を持つ
。畳は国内最後の国産無農薬本畳。(生産者高齢廃業の為)改装前の素材は樹脂、プラスチック、ビニル、など自然の素材は皆無。こんな住宅事情にしたのは誰?
T邸(在来木造住宅改装)
T邸